「さくらのクラウド コンテナレジストリ」に Docker イメージをアップロードする Reuse workflows を作ってみた

さくらインターネット Advent Calendar 2025 シリーズ 2 9日目の記事です。

さくらのクラウド コンテナレジストリ に Docker イメージをアップロードする GitHub Actions の Reuse workflows を作ってみました。

zinrai/actions-sakura-cloud-container-registry

使い方

さくらのクラウド コンテナレジストリ にて作成したユーザー名とパスワードを GitHub Actions のシークレットに登録します。

GitHub Actions でのシークレットの使用

GitHub Actions のコードをリポジトリに追加します。

$ mkdir -p .github/workflows
$ cat << EOF > .github/workflows/release.yml
name: Release

on:
  push:
    tags:
      - 'v*'

jobs:
  release:
    uses: zinrai/actions-sakura-cloud-registry/.github/workflows/build-push.yml@v1
    with:
      registry-name: your-registry.sakuracr.jp
    secrets:
      registry-username: ${{ secrets.SAKURA_CLOUD_REGISTRY_USERNAME }}
      registry-password: ${{ secrets.SAKURA_CLOUD_REGISTRY_PASSWORD }}
EOF

git tag を作成し tag を push します。

$ git tag v1.0.0
$ git push origin v1.0.0

なんで作ったのか

2025年12月9日から さくらのクラウド コンテナレジストリ が正式版の提供を開始しました。 GitHub や他のクラウドサービスもコンテナレジストリを提供しているなかユースケースがないと裾野は広がらないと思い、 GitHub Actions から Docker イメージを作成してアップロードするのはよくあるユースケースではないかと考え Reuse workflows として公開しました。認知負荷を下げたくて必須のパラメータは少なくして、必要な場合のみ追加のパラメータで調整するという構成をとっています。パラメータの調整が必要な場合はリポジトリの README.md を参照してください。